GIRLS

寒い冬の休日は、家で映画を観たり、友達と鍋会をしたり、温泉であったまったり!? なんだかルーティーンのようになってしまった冬の遊び方。ちょっと違う遊びをしたくて考えてみるけど、今の自分にしっくりくる新しい遊びがなかなか見つからない……。今回は、そんなわたしが最近出会った新しい遊び場をご紹介します。

Snow shoveling

ゆっくりとした時間が流れていて、なんだか自分の家のように落ち着く駒澤大学に 6年前からあるという、隠れ家のような本屋さんBooks&Gallery「Snow shoveling」。こんなところに本屋さんがあるの!? というようなビルを2階に登ると、黒いドアが出迎えてくれます。初めて一人で行ったときは、そのドアを開けるのに勇気がいりましたが、いざ入ると、なんだかホっとするオレンジ色のライトで、たくさんの本と可愛い雑貨の世界が広がっています。

店内での過ごし方は？

居心地のいい場所や過ごし方は人それぞれ、という店主の考え方により、店内の利用方法は自由。ソファで歓談や飲食(持ち込み自由)をしてもokで、打ち合わせやお見合いにもどうぞ！ というスタイルが魅力的。店内は撮影も自由で、FREE wi-fiも完備。さらに、コーヒー、紅茶 、お水も飲めてゆっくりと時間を過ごすために大切なアイテムがそろっています。コーヒーの価格はドネーション制(寄付金制)となっているのも、店主の温かい人柄を感じました。

さまざまな本があるのは本屋さんだから当たり前かもしれないですが、本にまつわるアートやオシャレな雑貨など、見れば見るほど興味がわくアイテムが店内にはぎっしり並んでいて、宝物を探している気分になります。もし、気になるアイテムがあったら、ぜひ店主に聞く事をおすすめします！ 私も気になるアートや雑貨を見つけて聞いてみると、アイテムのストーリーや作り手の思いなど、丁寧に教えてもらえました。

おすすめの本

私がお店を知るきっかけになった、本との新しい出会い方を提案するインスタレーション「Blind Date with a Book」。表紙も作品名も著者名も全て非表示になっていて、封筒に印字されている言葉のインスピレーションで本を選んでみる。まるで、運試しのようなおみくじを引く楽しさや普段の自分が選ばないような本をあえて読んでみるという新しい読書体験を楽しめますよ。 “たまにはムダも楽しもう” というコンセプトとなっていて、私は毎日3つのことに感謝をして寝る事が習慣なので “1日3回” と書いてある本に惹かれて買って帰りました。

もうひとつおすすめしたいのが、「Snow shoveling」が出している3冊の本です。

私は、NEW YORKのBOOK STOREの紹介をしている本を買いましたが、紹介している本屋さんにサブタイトルがついていて、そのひとつひとつが心に残る。 最後は、ニューヨークの何に惹き付けられているのか、飾らない言葉で書いてあり、warp読者にも見てほしい、心に残る言葉が並んでいました。

そのほかにも、ギャラリースペースを貸し出しているので、行ったときにどんなことがやっているのかを楽しみにして行くのもおすすめです！ 私が行ったときは、1回目は絵の展示。2回目は、チェンマイのお土産市をやっていました。 ぜひ、このコラムを読んでくれたみなさんにも、一度は訪れてほしい素敵な空間です！