CULTURE

アート/カルチャーに特化したクリエイティブスタジオ『CONTRAST』2022年1月開設

デザインスタジオ「IN FOCUS」が アートやカルチャーに特化したクリエイティブスタジオ 『CONTRAST』を代々木八幡に2022年1月開設

こけら落しは、2月に個展を予定しているコラージュアーティスト『Ichi Tashiro』の制作風景と デジタルアーティスト『Norimichi Hirakawa』によるインスタレーションを一般公開



2022年1月14日、東京·富ヶ谷にクリエイティブスペース「CONTRAST(コントラスト)」が誕生。
築45年 の躯体をベースとした内装は「再構築」をコンセプトに、1Fはコミュニケーションの始点となる「Lounge」と作家がレジデンスとして制作活動を行う「Studio」、地下は表現の場としての「Gallery」という3つの空間で構成されている。
「CONTRAST」は「多様なデジタル表現を交差することにより新しい視点を提案する」をテーマに、2019年には“インターネット界のアカデミー賞“と評される賞「The Webby Awards」にてWebby Honoreeを受賞した「IN FOCUS (インフォーカス )」によって運営。
創業10周年を来期に見据え原点に戻り、クリエイターに寄り添った スペースがオープン。
「CONTRAST」は自社のクリエイティブスペースとしてだけでなく、一般にも広く開放し、枠に囚われず実験的、かつ利用者によって継続的に再構築されていく空間を目指す。
多くの表現に焦点を当て、それらを生み出すクリエイター達と出会い、その姿勢を知ることは私たちに「CONTRAST = 対比」の重要性を気づかせてくれるだろう。

オープニングイベント

CONTRASTは1/14(金)、1/15(土)、16(日)の3日間、オープンスタジオを開催。
Studioでは2月にGallery COMMONで個展を開催予定のアーティストIchi Tashiroが制作中の作品や作業風景を観ることもできる。
Galleryでは1/8よりYutaka Kikutake Galleryで個展を開催中のNorimichi Hirakawaが映像データの色と動きと形を6次元空間で変換する映像インスタレーションを公開。

開催概要

「CONTRAST OPEN STUDIO Vo1『Default』」
会期:2022年1月14日(金曜)18:00ー21:00(オープニングイベント)
2022年1月15日(土曜)/16日(日曜)12:00ー19:00
※どなたでもご入場可能。
ARTIST:
Ichi Tashiro
Norimichi Hirakawa
住所:CONTRAST(〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-49-4)
HP: https://contrast-tokyo.com/
DJ:
Kazuki Sekiyama(IN FOCUS)
msms(IN FOCUS)
Yohsuke Watanabe(IN FOCUS)
※1月14日のみ

プロフィール

Ichi Tashiro
1984年生まれ。幼い頃からスクラップブックを作ることに夢中だったTashiroは、漫画や雑誌の切り抜きを集めることが少年時代の癒しでもあった。また、厳しい家庭環境で自分の世界観を作り上げるための力となり、「脳と想像力を現在の息苦しさから解放する」ことを可能にした。
18歳のときに2、3枚の洋服と画材が入ったリュックだけを持ってニューヨークに移住し独学で美術を学び、路上で作品を売ることからキャリアをスタートさせた。新聞や雑誌の切れ端をゴミ箱から拾い、今では代表的な美学となっているコラージュ作品を制作し始めた。5年間ニューヨークのアートシーンで活躍した後、香港に拠点を移し9年間アジアとヨーロッパで積極的に展覧会とアートフェアで出展し存在感を確立し、現在は東京に拠点を移して活動してる。


Norimichi Hirakawa
1982年生まれ。もっとも原始的なテクノロジーとして計算に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理そのものや、その結果を用いたインスタレーションを中心に、2005年から作品を発表。
2016年、カブリ数物連携宇宙研究機構のレジデンスで作品「datum」シリーズの制作に着手、豊田市美術館、
札幌国際芸術祭プレイベントなどで発表したのち、17年、チリの標高約5000mに位置するアルマ望遠鏡のレジデンスを経て、六本木クロッシング2019などで最新バージョンを発表。
また池田亮司、三上晴子らの作品制作への参加、ARTSATプロジェクトのアーティスティックディレクション等も行う。
2019年より札幌を拠点。

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