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外人女性♡交際マニュアル 2講

I LOVE YOU BUT FUCK YOU

今月から連載をやらせていただく、ジーコ藤壺です。俺がこの連載で書く内容は、外人女性の口説き方と付き合い方。まあ詳しくは俺の書いた本を見ていただくとして、ここでは毎回、テーマを絞って書いていきたい。最初に言っておきたいのは、今の時代、日本人女性としか付き合わないというのは、日本食しか食べないと同じくらい、つまらない人生だということ。とは言え、外人女性と知り合うのにはどうしたらいいのか? どこから手をつけたらいいのか? 今回はスゴいとっておきの手を教えよう。 text & illustration : ジーコ藤壺

2講 日本と海外・お尻文化比較論~その行動心理の特性と違い~

今回のテーマはちょっとした文化比較論になるかもね。まあ、ここで言いたいのは、日本と海外との間で決定的に違う文化があるということだ。

 

それはお尻のカルチャーの違いである。

 

簡単に言ってしまおう。

 

お尻はSEXのマストアイテムである。

 

俺は10代の物心がついたころ、そうだな、女性の裸だとかSEXだとかに興味を持ち始めたころ、その対象は外人女性だった。今ならインターネットでいくらでも画像も映像も観れるのだが、俺が10代のころはそんなものはまだ存在しない。そんなわけで当然、雑誌で言えば、最初は映画雑誌にごくたまに掲載されている外人女性のヌード写真、そこから勇気を振り絞って手に入れた外人女性のエロ本、『月刊プレイボーイ』に『DICK』に『BACHELOR』といった雑誌を食い入るように見ていた。そこで好きになる女性のタイプは、いわゆるステレオタイプ、金髪の巨乳という王道中の王道だった。

 

写真ばかり見ていると、今度は動く映像が観たくなる。そこでチェックしたのは海外のポルノだ。俺はVHSビデオを入手して食い入るように観まくった。ポルノは俺の英会話の勉強の教材にもなったのは言うまでもない。

 

ただ、ポルノばっかり観てるとちょっとした勘違いも生まれる。

 

海外のポルノには女性のお尻を叩くシーンが多い。多いなんてものじゃない。ごくごく当たり前の感じで何度も何度も出てくる。それを万国共通の文化だと思ってしまった俺は、初めての女性との何度目かのSEXのときに思いっきりお尻を叩いてみた。ちなみにその彼女は先輩の日本人女性。当然喜ばれると思っていた俺は、先輩から思いっきり頬っぺたを引っ叩かれてしまうのである。

 

バチーン!!
「あんた、何してんのよっっっ!! 」

このときのビンタは思いっきり俺のトラウマとなった。自分の信じていたことが間違いだと知ったときの衝撃。何も信じられなくなった10代の憂鬱である。

 

しかしだ。17歳のときに付き合った初めての外人女性、アメリカ人の彼女とSEXしたときのことだ。ふと、SEXしている最中の彼女が大好きな海外のポルノスターとダブった瞬間が訪れた。そのとき、なぜか俺は突然、封印していたお尻叩きを解禁しようという気になったのである。

 

バチーン!!
反応は瞬く間に返ってきた。

 

How did you know?!

 

何と!! 彼女は「何でわかったの!?」と返してきたのだ。ああ、俺、間違ってなかったんだ……。神様っているんだな。涙が溢れそうになりつつも、俺はそこでツンデレを出した。

 

I knew it already, baby
(最初からわかっていたぜ、ベイビー)

 

そんなひとことがスッと出てくるほど、俺のポルノを通じての英語学習は上達していたのだ。

 

お尻の話はまだまだこれからだ。

 

TO BE CONTINUED…

▼BOOK information

『LOVE YOU BUT FUCK YOU -外人女性♡交際マニュアル-』
価格:1800円
発売元:トランスワールドジャパン
☎03・5774・8599
www.transworldjapan.co.jp

ジーコ藤壺 profile

横浜生まれ、渋谷区育ち。外人女性好きはだいたい友達。小学校5年生で外人女性と付き合いたいと思い、独学で英語を勉強。これまでに音楽、イベント、出版、広告など、様々な職に就く。ロサンゼルスに住んだ経験もあるが、基本は東京在住で、付き合った女性の出身国は30カ国に及ぶ。

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