LIFESTYLE

時代やジャンルを超えて愛される、美を感じる日用品

2018.01.05 UP DATE

古くから日本人のライフスタイルにも馴染み深かった日用品たち。用の美をまとった雑貨や小物の魅力を改めて発信する4つの良店をご紹介。

BEAUTIFUL DAILY NECESSITIES. 01　D&DEPARTMENTの靴箱
ロングライフデザインをテーマに掲げるストアスタイルの活動体である「D&DEPARTMENT」。47都道府県に1カ所ずつ、その土地に暮らすパートナーと活動する拠点となる場所として展開。ここは、その1号店となる東京店だ。長く使い続けられる家具や生活用品などの販売を中心に、衣食住の全般を提案している。そのひとつとして靴型の箱から着想を得たユーティリティボックスが面白い。サイズ展開も豊富で使い勝手も良い。ギフトボックスにも最適だ。　648円～

▼SHOP information: D&DEPARTMENT TOKYO
住所：世田谷区奥沢8-3-2
☎03・5752・0120
営業時間：12:00～20:00※水曜定休
http://www.d-department.com/shop/

BEAUTIFUL DAILY NECESSITIES. 02　松野屋のメタルペール缶
ほうき、ちりとり、ざるなどの自然素材を中心とした生活道具や荒物雑貨を扱うお店として話題となっている「谷中松野屋」。「昔からの道具でもちょっとした部分を替えるだけで、今っぽく見える」と話すオーナーの松野さんが発信する日用品や雑貨は、どれも懐かしくも洗練されたプロダクトばかりだ。特に目に留まったのがトタン製で丈夫なメタルペール缶。ストッパー付きの蓋も付属され、ダストボックスや整理箱としても活用できそうだ。　1万2000円

▼SHOP information: 谷中松野屋
住所：荒川区西日暮里3-14-14
☎03・3823・7441
営業時間：11:00～19:00（平日）10:00～19:00（土・日・祝）※火曜定休（祝日の場合は営業）
http://www.yanakamatsunoya.jp/

BEAUTIFUL DAILY NECESSITIES. 03　湯町窯のエッグベーカー
ここは民藝運動の主唱者でもあった柳宗悦によって創立された伝統的工芸品をメインで扱う美術館。日本を中心に陶磁器や染織、木漆、絵画など古今東西の工芸品が約1万7000点ほど収蔵。さらに定期的に企画展も行い、年に複数陳列替も行いつつ常時約500点が展示されるという。その同館ミュージアムショップで今1番人気なのが、湯町窯のエッグベイカー。デザインはバーナード・リーチの指導によるもの。　（小）3672円、（大）3998円

▼SHOP information: 日本民藝館（ミュージアムショップ）
住所：目黒区駒場4-3-33
☎03・3467・4527
営業時間：10:00～17:00※月曜定休
http://www.mingeikan.or.jp/

BEAUTIFUL DAILY NECESSITIES. 04　Hawsのジョウロ
ガーデニング先進国であるイギリスを中心とした、様々な国の園芸用品をセレクトする専門店、「toolbox世田谷」が昨年オープン。ガーデニンググッズといえどインテリアや日用品として汎用できるものも多く、ワークショップや各種イベントの開催など、これまでとは違った視点でガーデニングと触れ合うことができる。海外ではウォータリング・カンと呼ばれるジョウロの定番ブランドの新作もその気品溢れる見た目は一見の価値あり。　1万2000円

▼SHOP information: toolbox世田谷
住所：世田谷区用賀1-26-16
☎03・6447・9330
営業時間：10:30～18:00（月～土）、12:00～18:00（日・祝）※水曜、第1・第3火曜定休
https://www.rakuten.co.jp/toolbox/

※本ページは『warp MAGAZINE JAPAN』2018年1-2号に掲載された情報を再編集したものです。