FASHION

洒脱者のアウター選びから探るこの冬のスタイル 島田悠紀&古川太一

新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。

自分の家にはなくて、さらにみんなが着なそうなモノを着たい(古川)

「最近、FILMでばっかり買い物してますね。古着ってシーズンやトレンドがないのでずっと着られるんですよね」(古川)。そう話すようにこの日の服装は、ほぼ「FILM」のアイテムでコーディネート。「普段選ぶ服って、持ってないだろうなってものを買ってるんですけど、今日選んだスポーツジャケットは、部活帰りの人っぽくっていいなって(笑)。みんなあえて選ばなそうだし」(古川)。そんな古川さんに対して島田さんは、古着の「THRASHER」のコーチジャケットをセレクト。「自分のお店に置く服もそうなってしまうんですけど、アメリカ古着が好きなんですよね。このUSA産のジャケットは大切にしているいただきもので、それを近所にあるお気に入りのパン屋さんのワッペンでカスタムした、思い入れのある1着です」(島田)。
photo:Tetsuo Kashiwada(KiKi)

Credit(Left):THRASHERのコーチジャケット、サンフラシコのUSEDスーベニアスウェット、Calvin KleinのUSEDパンツ、CONVERSEのUSEDスニーカー(すべて本人私物)

Credit(Right):USEDスポーツジャケット 7900円、STÜSSYのUSEDパーカ 7000円、adidasのUSEDジャージ 6200円(すべてFILM)、ミドリ安全の安全靴(佐川急便モデル)、No Brandのボディバッグ、MIN-NANOのネックピース(すべて本人私物)

Name 島田悠紀 Job FILM オーナー(Left)

Profile:下北沢で古着屋を営む「FILM」のオーナー。お店ではレディース、メンズを問わず、アメリカ古着を中心にしたセレクトを展開する。さらに同ショップの向かいでは、幡ヶ谷の古着屋「PALETOWN」と共同経営する古着屋「F.P MART」をオープンさせる。

Name 古川太一 Job KONCOS・Dr(Right)

Profile:3ピースバンド、KONCOSのキーボード、ヴォーカル担当。他にも様々なバンドのサポートをしながら、DJとしての顔も。さらにはグラフィックデザインも手掛けるなど、多岐にわたり活動を展開中。本誌では企画「Trippin’」が好評連載中。

▼詳しくは、

FILM
住所:世田谷区代沢2-28-4
☎03・6804・0608

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