CULTURE

ULTRA JAPAN 2018、オフィシャル・レポート

MUSIC
REPORT

2018.10.09 UP DATE

9月15日（土）?9月17日（月・祝）にかけて、TOKYO ODAIBA ULTRA PARKで＜ULTRA JAPAN 2018＞が開催。5年目を迎え、イベント3日間でのべ10万人を動員し一部悪天候でああったものの大盛況であった。

初日は午前中は雨が少し降っていたが、午後から天候も回復しULTRA JAPAN 2018のMAIN STAGEでは、Jonas Blue、Oliver Heldens、Galantis、Axwell Λ Ingrossoが各々のスタイルでプレイし、今年のイベントのスタートを飾った。

そして2日目にはEDM界ではレジェンド的な存在のNicky Romeroが登場、オーディエンスはそれに合わせたようなガイ・フォークス・マスクを被り、彼のDJプレイに歓声や踊りで応えた。そしてSteve Angelloの熟練されたプレイに翻弄されつつ、DJ Snakeがトリで登場。会場の温度はマックスになり、DJプレイでオーディエンスを圧倒。

3日目最終日は、Cash Cash、Tchami x Malaa（No Redemption）、そしてAfrojackがプレイ。ただ夕方から天候は怪しくなり、大トリのZeddがステージに現れるとこの雨を楽しんでいるかのようにオーディエンスは「Beautiful Now」を皮切りにメロディアスでダンスミュージック好きならだれもが聞いたことのあるヒット曲で大熱狂！最後は会場が一体となり、オーディエンスも局と共に熱唱し、＜ULTRA JAPAN 2018＞は感動的なクライマックスを迎え幕を閉じた。

今年は世界NO.1 DJであり音楽プロデューサーのAviciiを失うなどダンスミュージック界に大きな衝撃が走った上半期だったが、そういった中で今回ステージでは数々の演者がエモーショナルなDJプレイやパフォーマンス、またそれに応えるように音楽プレーヤーやSNSや動画サイトでは感じられない「ライブ」という体が震えような感動を楽しみに来る多くのオーディエンスによって業界を支えてくれていることを実感できたULTRA JAPAN 2018であった。5年目という節目を迎え、まだまだ色褪せないダンスミュージック最高峰なイベントとして、また来年、再来年と期待できそうだ。