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アウターも飽きてきて、暖かい日が待ち遠しい今日この頃。今年の春は新たな気持ちで初めてのことにトライしてみては!? ということで、 SG的おすすめなアクティビティをご紹介！ 取り入れれば心とカラダのバランスが整い、メリハリのあるライフスタイルが送れるはず。読みながら心地よさを想像（妄想!?）してみては!?

photos: AFLO text: Tomoko Fukutani

四季の移ろいが美しく、また海・山・川とフィールドに 恵まれた日本だからこそ、欲張ってチャレンジしてみたい。いい雪が降ればスノーボーダーが山へ足を運ぶのと同じように、いい波が立てばサーファーは海へ向かう。“横乗り”のスポーツという共通点のほかに、 日々変化する自然の恵みを享受し、楽しさや快感を見出すという部分でも、 サーフィンはスノーボードに近い存在だ。不安定な波の上で一枚のボードを操 る感覚は、冬のスキルアップにも通じる要素。

トレッキングとは、登頂にこだわらず山を自由に楽しむ山歩きのこと。アップダウンを繰り返して心拍数を上げたり、筋肉に負 荷をかけることで、疲れづらいカラダ作りにつながる。また、その山が冬のシーズン中に滑っているエリアにあれば、周囲の地形や 山々の位置関係などを俯瞰で見られたり、夏ならではの表情に出会うことも！季節問わず、山そのものも好きになるはず。

呼吸に集中し、たくさんの酸素を取り込むことで、高揚している心を落 ち着かせるヨガ。体調など自分自身と向き合うことで、心の軸が真ん中に整い、サーフィンやスノーボードなどを行ううえで、ライディングにも効果的とも言われている。またストレッチ効果がありながら、普段あまり使う機会のない小さな筋肉なども強化。

湖や川などをフィールドにするカヌーは、周囲の風景や、川のせせらぎ、鳥のさえずりを傍らに、自然の心地よさをゆったり味わえるのが魅力。腕で漕ぐものと思われがちだが、じつは脚の筋力や体幹も利用。安定してまっすぐ進めるようになると、自分自身の左右のカラダのクセや差が見えてくることも。リラックスとカラダ作りが同時に楽しめるスポーツだ。

長いボードの上に立ち、パドルを使って散歩するよう にゆっくりと海面を漕ぎ進むのが、今大人気のSUP（Stand Up Puddle）。常に不安定なボードの上で漕 ぐという動作を続けることで、左右のバランス感覚を 鍛え、またスポーツに欠かせない体幹のトレーニング としても効果的。風や波の音などを耳に、リラックスしてカラダを整えることができる。