2020年から世界中で猛威を奮い続ける新型コロナウイルスは、人々の生活を取り巻くあらゆる要素に影響を与え、不安を煽り続けている。約2年間の間、未知なる脅威と向き合うため、自由なライフスタイルを抑制し、原点に立ち返った内省的な時間を過ごしてきた。そのような中で、新しい未来に対してどう動き出すか、ブランドが進むべき未来への指針として”Ay Vamos (さぁ、行こう)”というテーマを掲げました。
シーズンテーマの背景にあるREGAETON(レゲトン)は、80年代から90年代のアメリカのヒップホップの影響を受けたプエルトリコ人によって生み出された音楽であり、独特のリズムや言語などアイデンティティを明確にしながらも多様にアップデートを続けてきた。世界を席巻しているレゲトンシーンからインスパイアされた今シーズンは、流行に左右されないタイムレスなシェイプが揃い、ブランドの提唱するミニマルで新しいアプローチで構成している。また、“スクエア・ビッグシルエット・ロウワイド”をキーワードとして掲げ、定番であるボストン型に縛られない自由な表現という挑戦的な意味合いを含んでいる。
定番モデルであるMONKやZAPPAのようなスクエアタイプであるBALVINは、夏の白Tスタイルと相性抜群のやや天地幅の低いサイズ感になっており、同じフルアセテート素材であるBUNNYは、ヨロイの位置を再考した新たな個性派スクエアタイプとして提案されたミニマルな1本。
アンティーク加工を施したメタルでフロントのサイドラインを巻いたコンビネーションタイプANUELや、毎シーズンリリースされている眼鏡シリーズから新たにツーポイントのオーバルタイプMALUMAなども登場。
また、ブランド創成期のシグネチャーモデルであるATKINSをモダナイズしたKAROLや、コントラストの効いたレンズカラーが個性的なNATASHAなど、90sの雰囲気を継承している新たなビックサイズモデルにも注目してほしい。
エネルギッシュなカラー配色がアクセントとなる全6モデルが発売。