大阪駅のルーフトップが、坂本龍一の音楽に包まれる特別な3日間。幻のドキュメンタリー上映と親交のあるアーティストたちのライブがおくる夜間限定のリスニングイベント「ONDO LAND RYUICHI SAKAMOTO」が開催される。

JR大阪駅のルーフトップで特別な3日間を過ごせるイベントが開催される。2026年9月17日から19日にかけて行われる「ONDO LAND RYUICHI SAKAMOTO」では、坂本龍一と親交深いアーティストたちが登場し、夜間限定のリスニングタイムが提供される。このイベントでは、坂本龍一の幻のドキュメンタリー『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』の1984年撮影版が上映されるほか、ライブやDJパフォーマンスも楽しめる内容となっている。

上映作品の中心となる『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』は、2026年1月に公開された4Kレストア版だ。1984年5月、坂本龍一がソロアルバム『音楽図鑑』を制作していた当時、フランスの視聴覚研究所が東京で撮影したドキュメンタリー作品として知られる。この貴重な作品が、大阪ステーションシティの屋上で観られるのはここだけだ。また、坂本龍一がピアノで演奏する映像作品も合わせて楽しめる。
LIVE/DJ SET|『Micro Ambient Music』の参加アーティストが出演
楽器のメロディではなく、日常の環境音や微細な響きに耳を澄ませ、その可能性を追求し続けた坂本龍一氏への敬意を込め、音楽家・伊達伯欣の呼びかけにより国内外42名の音楽家が参加したトリビュート作品集『Micro Ambient Music』。2023年3月の坂本龍一氏の逝去を受けて発表された。
本作に名を連ねた、坂本龍一氏と親交の深いアーティストが3夜それぞれに登場し、『Micro Ambient Music』の世界観をLIVEとDJ SETで表現する。
9月17日(木)|原摩利彦 LIVE
京都を拠点に活動する音楽家。映画『国宝』(第49回日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞)や野田秀樹・森山未來らの舞台音楽を手がけ、坂本龍一氏の追悼盤『Micro Ambient Music』にも参加。
9月18日(金)|opitope(伊達伯欣+Chihei Hatakeyama) LIVE
『Micro Ambient Music』の呼びかけ人・伊達伯欣と、同作にも参加し、80作を超える作品を持つアンビエント作家 Chihei Hatakeyama によるデュオ。生楽器と電子音が溶け合う静謐なアンビエントを〈SPEKK〉から発表。
9月19日(土)|AOKI takamasa DJ SET
大阪出身の音楽家。2001年のファーストアルバム『SILICOM』以来、ヨーロッパでの活動を経てLIVE・DJ・楽曲制作を軸に国際的に活動。坂本龍一氏の追悼盤『Micro Ambient Music』にも参加。

『KAGAMI+』との連動企画
『Ryuichi Sakamoto & Tin Drum | KAGAMI+』は、坂本龍一氏とTin Drumが共同制作した、複合現実(MR)技術によってピアノコンサートを空間上に立ち上げる作品です。グラングリーン大阪うめきた公園
内にある新しい文化装置「VS.」にて、2026年10月12日(月・祝)まで上演されている。
ヘッドセットを装着して坂本龍一氏の演奏と一対一で向き合う「KAGAMI+」に対して、本イベントは空の下で音に浸る時間。大阪駅とグラングリーン大阪は徒歩圏にあり、鑑賞の前後どちらにも立ち寄ることができる。この会期中、梅田エリアには坂本龍一氏の音楽や作品を体験できる企画が並び、街を歩きながらその世界に触れてみてはいかがだろう。
『KAGAMI+』が大阪で上演されている、この期間だけの特別な連動企画になっている。
