写真家でありラッパーのPANORAMA FAMILYによる写真展

誰にだって何かに夢中になったものってあるはずだ。それは、野球だって人もいるだろうし、バスケットボールってこともあるだろうし、はたまたゲームって人もいるだろう。何が言いたいかって言うと、夢中になると時間を忘れてしまうくらい楽しいし、もっと上手くなりたいとがむしゃらに練習もするだろう。そんな経験が今では懐かしいと思いがちだけど、今だって夢中になることはできる。そう、青春は歳を取ったってできるのだ。そこで今回紹介するのは、スケートボードに40歳になってから出会った男を写真で追い求めた写真展のお話し。写真を撮ったのは、ラッパーとしての顔を持つPANORAMA FAMILY。この展示の魅力は何といっても、彼が、ひたすらにスケートボードに打ち込む様々な姿、様々な景色を5年にもわたり撮影してきた写真たち。ここには、なにかひとつのことに一生懸命に取り組み、そして楽しむ姿がある。観ると、何か失ったものが心に戻ってくるような気分にしてくれる。アツくなれるものがないんだよなって人、絶対に足を運んで、そして観て、感じて欲しい。ちなみに写真を撮ったPANORAMA FAMILY自身も、カメラに本格的にのめり込んだのは約3年ほど前からだという。歳を取ったからといって、人にやれないことはない。