フランスを代表するエレクトロニック・アクトNôzeのエゼキエル・パイウがピアノ・ソロアルバムをリリース!!


 
2024年5月17日、フランスの作曲家でシンガーのエゼキエル・パイウによるピアノ・ソロ・アルバム『Ventas Rumba』がリリースされる。
本作は、ピアノをメインとした温かみのあるシンセサイザーの音色と融合させたインストゥルメンタル作品。彼の”原点回帰 “ともいえるバラードやリトルネロを探求しながらも軽快さと哀愁の中間を保ち、シームレスな方法で自分自身を再構築している。
エゼキエルは、2001年にエレクトロ・ポップ・デュオ「Nôze」としてデビューし、これまでに4枚のアルバムをリリース。『Ventas Rumba』は、クラシックで育ち、ジャズを学んできたエゼキエルの幼少期からの夢であるピアノに捧げるプロジェクトだ。新しい楽器の地形と新しい音色を探求し、新しい物語を創りたいと考え、ピアノ製作者デイヴィッド・クラヴィンスがデザインした希少価値の高いウナ・コルダ・ピアノを選んだ。ピアノ、シンセキーボード、デジタル・エフェクトを意図的かつ繊細にオーケストレーションし、「様々な楽器の音色の違いを消し去るように演奏した」と語っている通り、それぞれの楽器の質感が他の楽器と響き合っているように聴こえる。
本作に収録されている14曲は、ショパンやベートーヴェンといった日常的に聴いているクラシック音楽にインスパイアされ、バラード、リトネロ、軽快さ、過ぎ行く時間、回想、あるいは普遍的なメランコリーやテーマを呼び起こす想像の世界を育みながら生み出された純粋で美しいインストゥルメンタル集。アルバムタイトルの『Ventas Rumba』は、レコーディングで訪れたラトビアの小さな村に流れるヴェンタス川のラトビア語でルンバと呼ぶ滝の急流からネーミングされた。