CULTURE

SELECTORS MIND #005

パーティで楽曲をセレクトしオーディエンスの前でパフォーマンスを行うSELECTORS(=DJ)。

日々楽曲をセレクトしている事でDJはセレクト能力が優れていると考え、DJがオーディエンスの前でパフォーマンスをする時に「どのような思考・意思で、こだわりで、身に纏うブランド・アイテムをセレクトしているのか」を引き出すコラム企画。

5回目のSELECTORSインタビューのゲストは、勢いの止まらない東京拠点のハウス・ミュージックの同世代コレクティブ『CYK』のメンバー「Kotsu」が登場。

 

Q1.SELECTORSとして楽曲をセレクトする時の思考や意思、こだわりなどを教えてください。

 

「恐らくDJ中における一番良い状態は、思考しない状態=直感である事で、それはフロアと自分自身がシンクロした時でもあるかなと思います。その状態に近づけるために、出番寸前はフロアに溶け込んでみたり、パーティーのコンセプトや熱量を汲んだ前日までの準備に焦点を当てています。」

Q2.SELECTORSとしてオーディエンスの前でPLAYする時に着飾るモノ、身に纏うモノをセレクトする時の思考や意思、こだわりなどを教えてください。

 

「パーティの音の雰囲気に近いレーベルのTシャツだったり、あとはサイジングだったり、色だったりと、呼び起こしたい感情にうまく持っていけるような服を選びます。服を着用しなければいけない以上、相乗効果を考える派です。」

Q3.最近、特に気になっているブランドやアイテムを教えてください。

 

「X-TRAというNY発のレイヴ・ギア。特にこのバッグは汗をかくほど踊っても気にならない密着度で軽い。持ち物を気にしながら踊ることは避けたいし、何より彼/彼女らがやってるレイヴが根底にある事こそが重要。原宿のDOMICILEにて取り扱っています。」

X-TRA GEAR.SERVICES
https://www.instagram.com/xtra.gear/

DOMICILE TOKYO
https://www.domicile.tok

 

 

Q4.では最後に今後のインフォメーション、warpwebユーザーへメッセージをお願いします。

 

「CYKのパーティーを2月から5月までの4ヶ月、毎月[bonobo harajuku]で開催します。初回はオーストラリアのアパレル&DJクルーPELVISとのコラボパーティー。気合いを入れて遊びに来て下さい。」

Bonobo
http://bonobo.jp/

CYK & FRIENDS Vol.1
2/15(FRI) 9PM – LATE
At bonobo harajuku
Entrance fee : 1500JPY (W/1D)

PELVIS https://www.pelv.is/
CYK https://cyk-tokyo.tumblr.com/

プロフィール

 

Kotsu (CYK) ● DJ/Organizer/Creator

1995年千葉県市川市生まれ。
ハウス・ミュージックの同世代コレクティブ『CYK』のメンバーとしてWWW X、CIRCUS TOKYO、Contact等のヴェニューでオーガナイズ。
クルーとしては大阪や京都、札幌などの国内や、タイ、香港、韓国でもギグを敢行した。

また個人的にもDJ BAR KOARAにて『UNTITLED』を毎月(年2回休み)開催し、2018年は年間100本に登る勢いでギグを敢行。
ディスコやハウスのグルーヴに酔いしれる一方、広義なテクノに在るストイックなマシーンサウンドとの対話を繰り返す日々。”レイヴ”への渇望、実験性、越境、シンセサウンドへの愛etc…
その時々の想いに忠実になりつつも現場でのシチュエーションとのバランスを探っていくプレイスタイル。

また、多様化しつつあるあらゆるカルチャーをフラットに再定義しつつDJだけでなく、グラフィックデザイン、ZINE、パーティーのオーガナイズなどあらゆるフォーマットでアウトプットを行なっている。

Kotsu
https://soundcloud.com/kosuke-takemura
https://www.instagram.com/kotsu0830/
https://twitter.com/95kotsu

CYK
https://cyk-tokyo.tumblr.com/

RELATED POST

LOAD MORE

TOP