4人のスタイルアイコンが魅せるマーチンの新定番 THIS IS DM's LITE Dr.Martens 2018 S/S COLLECTION

さまざまなカルチャーに寄り添う「Dr.Martens」ならではのデザインと圧倒的な履き心地で、シーンを超えて支持を集める”DM's LITE”。登場から3年目を迎えその人気は増すばかりだが、ベーシックなモデルも未だ捨てがたいと言う人も少なからずいるだろう。今回はそんな人たちに”DM's LITE”の更なる良さを知ってもらうべく、普段から「Dr.Martens」を愛用する4人のスタイルアイコンたちに最新コレクションを履いて生活してもらい、彼らの日常にフォーカスしてみた。

Photo:Shintaro Yoshimatu
SpecialThanks:SUNDAYS BEST&Golden Brown

「マーチンはマーチンってことなんだと思う」 _スタイリスト 丸山 晃

「UKのキッズたちってなんだかんだ自国の物を愛していて、『Dr.Martens』を自然体で履きこなしてるのがイイんですよね」。そう語るのは、若かりし頃UKカルチャーに傾倒し、”マーチン通”としても知られる大御所の馬場圭介氏に師事していたスタイリストの丸山 晃さん。取材当日はあいにくの小雨がパラつく中だったが、氏は先の言葉を自ら体現するかのように傘も差さず、”Solaris NW 3eye Shoe”を合わせたラフなスタイリングで街を闊歩する。「例えばアーティストのロングなステージでずっと革靴履いてるとパフォーマンスが落ちるけど、スニーカーってのは何か違うと思うから……そう考えると軽いコノ靴が面白い」。

この意外な発言にも俳優やアーティストからも支持が厚い丸山さんだからこその独自の説得力がこもる。とは言え”UK”と”マーチン”の両方を愛する氏ならではの理由もちゃんとあり、「身勝手な解釈かも知れないけど、これが別のブランドのヤツだったら履いてない。軽さや履き心地もあるんだけどやっぱりマーチンはマーチンってことなんだと思う」といたずらっぽく笑う。そんな氏の足元を覗くと通常とは異なる赤いシューレース、「やっぱりマーチンはシューレースを変えてなんぼでしょ、昔から平紐が好きで……今は黒に赤がオシャレかな」と、自身の変わることのないコダワリも教えてくれた。

Dr.Martens”Solaris NW 3eye Shoe” 1万8000円(+税)

「愛を持って邪険にできるってのは変わらない」 _表現者 大柴裕介

モデル、俳優、唄い手、絵描きなど、さまざまなシーンで多彩な才能を発揮する大柴裕介さん。そんな氏を語る上で外すことのできないのが1人のスケーターとしての顔。取材場所として待ち合わせたのもスケートグッズを扱う中目黒の隠れ家的ショップ『SUNDAYS BEST』で、スケートとも遠からず縁のある『Dr.Martens』だけにウィールの快音響かせ登場するかと思いきや、大柴さんは歩いてやって来た。「黒がシュッとしてて良いって言うよりは、色を統一するのが好きで」そう語る氏は、ヒールタブやステッチまで黒で統一した”Newton 8eye Boot”と合わせるかのように、全身黒で統一したモノトーンコーデ。

ある意味で意外なスタイリングに思わず拍子抜けするが、やはり大柴さんは『Dr.Martens』とスケートを離して考えることができないようで、「フロッギング・モリーの来日の時にトイレにマット・ヘンズリーが”8ホール”を履いてプッシュして来たことがあって、あの時は『Dr.Martens』履いてて良かったって思った」と自らの思い出を教えてくれた。そんな大柴さんに今回選んでもらったモデルの感想を聞くと「軽いし、愛を持って邪険にできるってのは変わらない、でもこれは大事に履きたくて……」と照れくさそうに話すが、足下からはスケートソックスが覗いておりこの靴がパークでの相棒になる日もそう遠くなさそう。

Dr.Martens”Newton 8eye Boot” 1万9000円(+税)

「ブーツで〆るのが今の気分なのかな」 _PURPLE THINGSデザイナー 菊乃

今季よりメンズブランドとしてリローンチを果たす今注目のレーベル『PURPLE THINGS』のデザイナーであり、インフルエンサーとしても影響力を持つ菊乃さん。「事務所とかがないから、気分が乗らない時はよくここで作業をするんですよ」そう語る彼女の今日のワーキングスペースは、かつてスタッフとして働いていた中目黒の人気バーガーショップ『GOLDEN BROWN』。ココでの繋がりと時間は彼女にとってある種のインスピレーションソースになることも多く、取材当日も”Newton NW 8eye Boot”にパーソナルカラーとも言えるパープルのスウェットパンツを合わせたON/OFF対応できるラフなスタイリングでやって来てくれた。

「スニーカーだとリラックスし過ぎる感じだから、ブーツで〆るのが今の気分なのかな」と言う彼女は、ロンドンの留学でかの地のファッションに影響を受け、渡英するたびに”おかわり”をするほどの『Dr.Martens』好き。だが、「ブーツにスキニーとか履いてそれっぽくするのも良いけど……」と決して固定概念には捉われない。だからこそ、「靴はこういうのじゃないとイヤみたいのが無い」とキッパリ言い放ち、軽くて通気性に優れ長く履ける”Newton NW 8eye Boot”にご満悦。むしろ、新定番とも呼べるブーツが生み出してくれる仲間との掛け替えのない時間が楽しみでならない様子だ。

Dr.Martens”Newton NW 8eye Boot” 2万円(+税)

「マーチンなのに軽いってのもあるんですけど……」 _フリーPR 工藤 俊

「捨ててあったようなパーツを集めて1から組み上げたから、このサビも本物なんです」とリアルなラッドスタイルの愛車にまたがりつぶやくのは、『F-LAGSTUF-F』や『SON OF THE CHEESE』などの今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気ブランドでPRを担当する工藤 俊さん。若者のクルマ・バイク離れが叫ばれ、それらをライフスタイルに組み込む人は稀有になって久しいが、氏にとってのバイクは東京を縦横無尽に駆けめぐるための欠かせない相棒で、「毎日コレに乗ってミーティングとかを回ってるんですよ」とどこか嬉しそうに語る。そんな工藤さんが選んだのは、ソールまでホワイトで染め上げた”Cavendish 3eye Shoe”。

如何にも汚れが目立ちそうなホワイトとバイクの組み合わせに少しミスマッチさを感じるが、本人は「もともと、普通の『Dr.Martens』で白を持ってたからすんなりハマりました」とどこ吹く風。むしろ、膨張色をしっかり考慮したネイビー主体のスタイリングで、ファッションPRとしての手腕を披露してくれた。とは言え、靴選びに対する視点は普通の人とはやはり違うようで、「マーチンなのにとにかく軽いってのもあるんですけど、それだけじゃなくアッパーがしっかりとしてるから風を通さないのが調子イイんですよ」とコメント。氏の足先には早くも細かい傷と汚れが付いていたが、なぜかそれは勲章のようでカッコよく見えた。

Dr.Martens”Cavendish 3eye Shoe” 1万7000円(+税)

上段左から ”Newton NW 8eye Boot” 2万円、”Solaris NW 3eye Shoe” 1万8000円 下段左から ”Newton 8eye Boot(White)” 1万9000円、”Cavendish 3eye Shoe(White)” 1万7000円、”Newton 8eye Boot(Black)” 1万9000円、”Cavendish 3eye Shoe(Black)” 1万7000円 価格はすべて税別

2016年に鮮烈なデビューを飾り、「Dr.Martens」の新定番として早くも定着している人気シリーズ”DM's LITE”。超軽量のウルトラ・ライト・ミッドソールを搭載することで圧倒的な軽さ、”SoftWair™”テクノロジーを採用したインソールで抜群のクッション性を実現した同シリーズは、ブランドが持つ世界観と生活に寄り添う比類なき履き心地の両輪で、さまざまなシーンから圧倒的支持。今シーズンは”NEW WAVE”からインスピレーションを受けつつ、アンクル部分にパーフォレーションを施したり、履き口にネオプレーン素材を採用してモダンにアップデートしたモデルなどもラインナップされており、更なる注目を集めること間違いナシだ。

▼詳しくは、
ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
☎03・5428・4981
http://www.drmartens.com/jp/

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