僕らとgravisの柔らかい日常 2018 gravis S/S COLLECTION

いつだって、どこだって。

1998年にアフタースノーボードをコンセプトとしてスタートした「gravis」。スタート当初から多くの他ブランド同様に、スケート、サーフ、アート、ミュージックなどを背景に持ちながら、どこかスタイリッシュかつ洗練された空気を纏ったシューデザインで、独自の路線を築いてきた。誕生してから10年以上が経った今なお、魅力が色褪せない定番モデルの数々を、MGFと曽我部恵一が東京の街で履きこなす。

photo:Toshiaki Kitaoka styling:Yuji Nakata text:Maruro Yamashita

JAPSSY @自由が丘/緑道

渋谷駅から東横線の急行に乗ってしまえば、わずか10分ほどで到着する自由が丘。洋服屋はもちろん、昔ながらの古本屋やレコード屋に小さなギャラリーなどが出来ては消えて。その街並みに日々変化はあれど、自由が丘という街の持つ雰囲気が大きく変わることはない。駅前のロータリーもどんどん綺麗になっているけど、目の前に見える不二屋書店は揺るがない。それはまるで、真新しい1足であっても、まるで数年来の相棒のようにスタイルに馴染む"RIVAL"の様な安定感だ。「地元は奥沢で、ここから歩いてちょっと。自由が丘は馴染みのある街って感じですね。緑道沿いとかは、これからの季節、桜が咲くんで好きな場所だな~。あんまり騒がしくないチルなエリアだから、何かを作ったりするのに良い場所かなって思いますね。シティっぽい奴らのチルスポットで、本当にちょうど良い街って感じなんですよ」

gravisのスニーカー "RIVAL" 1万5000円(gravis)WILLY CHAVARRIAのコート 15万7000円(JETTON SHOWROOM)、MGFのTシャツ 3800円※ライヴ会場限定品、KAPTAIN SUNSHINEのデニムパンツ 2万6000円(1LDK/DEPOT.)

1010 @五本木/MGF STUDIO

「大学に通っていた頃は、生田で何年か1人暮らしをしていたんです。そのときに初めて、自分の育った地域がお洒落なエリアみたいに言われてるんだなって分かって。でも自分ではこの辺りが地元だからどうだとは何にも思わないです」。1010がそう話しながらくつろぐのは、実家の離れで、現在はMGFのレコーディングスペースにもなっているという、彼らにとって特別な場所。「KSKと僕は小学校からの友達で、20歳くらいから2人で、最初に都立大、次に自由が丘っていう流れで音楽部屋を作ってきて。昔はその部屋に溜まりまくってましたけど、最近ではレコーディングのときくらいしかここには集まらないですね(笑)」。アーティストとしてキャリアを積み上げている彼ら。それでも、このスペースで新たな楽曲を生み出す際の高揚感は、新しい"KONA"に足を通すときの様なフレッシュさに満ちているはず。

gravisのスニーカー "KONA" 1万5000円(gravis)ROTOLのブルゾン 3万6000円(ROTOL)、POLO by Ralph LaurenのTシャツ 5000円(ALMANIAC)、Carhartt WIPのシャツ 1万1000円(Carhartt WIP Store Tokyo)、WILLY CHAVARRIAのパンツ 3万7000円(JETTON SHOWROOM)、LIVINGCONCEPTのニットキャップ 4500円(1LDK/DEPT.)

KSK @池ノ上/ALMANIAC

池ノ上にオープンしたばかりの古着屋「ALMANIAC」。日頃からMGFとも親交ある人物が手掛け、90年代のツボを抑えたアイテムが並ぶということもあり、メンバーにとってもお気に入りの場所だそう。「お金さえあれば、置いてあるアイテム全部買いたいくらい。それくらい好きなものしかないです(笑)」。そうショップをレコメンドしてくれたKSKにとって、憧れのミュージシャンが着ていたということは洋服選びの基準の1つ。「この"TARMAC"みたいなクラシックデザインのスニーカーは、よくビースティが履いてたから好きなんです。そういう衝動でスニーカーを選んだりするのが好き。常に憧れを追いたいみたいなところがあって。自分も、こうやってブランドのモデルをやらせて貰えるのは胸熱ですね。それに恥じない様なアーティストになります。warpを読んで、gravisを買ってくれる子がいたら嬉しいな~。俺もめっちゃ読んでたんで(笑)」。

gravisのスニーカー "TARMAC AC" 9000円(gravis)、ROTOLのジャケット 3万2000円、パンツ 2万4000円(ともにROTOL)、BlackEyePatchのスウェット 1万2000円(BlackEyePatch)、POLO SPORTSのキャップ 8000円(ALMANIAC)

曽我部恵一&MGF @下北沢/CITY COUNTRY CITY

撮影中、撮った写真を見ながら、「曽我部さんのボス感と俺らの子分感半端ない(笑)」とMGFの面々は笑っていたが、実際のところ曽我部恵一とMGFの皆の間にいわゆる先輩後輩の縦の関係性は皆無。お互いが相手のことを心からリスペクトしているからこそ醸し出せる空気感であり、4者4様のスタイルで「gravis」を履いていた。つい先日、新作となる7inch『Suincidal Season Dream』もリリースされたが、MGFは曽我部のレーベルであるROSE RECORDSに所属している。それは約2年前、レーベル宛てに1本のデモテープとしてMGFからメールを送ったことがキッカケだったそう。曽我部曰くは「丁寧で、簡潔で、媚もせずっていうとても良い文章とともに音源が届いたんですけど、音源も聴いてみたらとても良くて。これはうちからリリースしたいなって。端正な音楽だと思うし、好きです。レーベルの他アーティストもそうなんですけど、基本僕は彼らのファンなんです」と語ってくれた。

左_KSK_gravisのスニーカー "TARMAC AC" 9000円(gravis)、ROTOLのジャケット 3万2000円、パンツ 2万4000円(ともにROTOL)、BlackEyePatchのスウェット 1万2000円(BlackEyePatch) 左中_1010_gravisのスニーカー "KONA" 1万5000円(gravis)ROTOLのブルゾン 3万6000円(ROTOL)、POLO by Ralph LaurenのTシャツ 5000円(ALMANIAC)、Carhartt WIPのシャツ 1万1000円(Carhartt WIP Store Tokyo)、WILLY CHAVARRIAのパンツ 3万7000円(JETTON SHOWROOM)、LIVING CONCEPTのニットキャップ 4500円(1LDK/DEPT.)、VANSのチェッカーサコッシュ 3200円(CaliforniaDept.) 右中_曽我部恵一_gravisのスニーカー "TARMAC VERCRO" 1万円(gravis)、VANSのチェッカーシャツ 1万800円(CaliforniaDept.)、RE-PURPOSEのジャケット 5万9000円(L’ECHOPPE)、他すべて本人私物 右_JAPSSY_gravisのスニーカー "RIVAL" 1万5000円(gravis)WILLY CHAVARRIAのコート 15万7000円(JETTON SHOWROOM)、MGFのTシャツ 3800円 ※ライヴ会場限定品、KAPTAIN SUNSHINEのデニムパンツ 2万6000円(1LDK/DEPOT.)、VANSのチェッカーベルト 3200円(CaliforniaDept.)

上段左から_"KONA" 1万5000円 "RIVAL" 1万5000円
下段左から_"TARMAC AC" 9000円 "TARMAC VERCRO" 1万円(すべてgravis)

▼詳しくは、
gravis
03・3476・5638
http://www.gravisfootwear.com/

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