そしてそうこうしてる............いや、しなくても
すぐにたどり着いた、ブーツ=Dr.マーチン。
いろんなレコジャケやライブ写真で見る黄色いステッチのブーツ。
「コイツじゃねーと、話にならねぇ...」
ヘンテコな格好で地元をウロウロしていて
度々ヤンキー集団に追っかけられながら、
早くも次のブーツに照準を絞った。
マーチンの選択肢はいくつかあって......
01. 色。黒かチェリーか?
セオリー通りにいけば、一足目はどう考えても黒だろう。
んでも、チェリーのほうに思いっきり惹かれた。
革靴やブーツが黒いのは当たり前。
それに対してチェリーレッド(決して茶色ではない)......の、
なんとお洒落な色!というファーストインパクト。
02. ホール数。8ホールか10ホールか、はたまた14ホール、それ以上?
コレは即決で10ホール。8ホールは女々しいし、14ホールはあまりにも
レベルが高すぎる。ジーンズを極細でロールアップした時のバランスが
一番良いのはやっぱ10ホール。
03. スチールキャップ有りか無しか?
無し。
当時の感覚では、スチールキャップでつま先が丸っこくなってるのが
なんとなく子供っぽく見えた。半透明のボリュームのあるソールに
ペタンとしたアッパーが大人な感じでカッチョ良くて憧れた。
でも攻撃力が高いのはスチール入りだったり、
兄の友達がすでに14ホールのスチール入り(黒)という
最強仕様を履いていて超カッコ良かったので、実際はちょい迷ったりした。
そうして、前述のレンタルレコード屋で『消毒GIG』『FUCK HEADS』『KILL UGLY POP』『9SHOCKS TERROR』『THRASH TIL' DEATH』『正直者は馬鹿を見る』『A FAREWELL TO ARMS』『LEAVE ME ALONE』『DON'T BE SWINDLE』『MY MEAT'S YOUR POISON』なんかをカセットテープに録音しながら金を貯めていったのだった。
つづく(......と思う)


