僕らとAppleの付き合い方 -SWAYの場合-

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05/05 22:56 UP DATE GADGET

僕らとAppleの付き合い方  -SWAYの場合-

みんなはAppleって聞いて、まず何を思い浮かべますか? iPhone、iPad、Apple Music……そして、もちろんMac。そんな、僕らの日常生活を豊かにしてくれるApple製品たちと、いつもクールなあの人はどんな付き合い方をしているのか。DOBERMAN INFINITYをはじめ、俳優としても活躍するSWAYは、ふとした日常のショートムービーから、自らのグループのMVまでを、自分自身のMacBook Proを始めとした機器を使って手掛けているという。そんな彼に、Appleとの出会いや映像制作のことなど、いちクリエイターとしての一面についてじっくり話を訊いてきました。

photo:Shinji Serizawa

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―――映像をやるようになったのは何時ごろから?
映像はトラック製作より早くて……16歳くらいの時だったか。当時、ラップを始めて先輩と一緒にイベントをやるようになったんですけど、そのイベントでビデオカメラを買ってくれて記録するようになったのが始まり。最初は撮ったのをパソコンに取り込むだけだったんですけど、慣れた頃から編集もするようになって。でも、その時にパソコンのCPUとかメモリーとかが足りなくなったりもして(笑)。

―――動画編集はスペックを要求されますからね、それでAppleに移行したんですか?
実はそう言う訳ではないんです。当時はWindowsしか使ってなかったから、それしか使えないと思い込んでて(笑)。それで、肝心のAppleデビューは意外と遅くて、22~23歳くらいですかね。そのあたりからMacでデザインをする人たちと出会う機会が増え、DJなんかもバイナル(アナログレコード)からSCRATCH LIVEになっていってMacを機材として持つようになっきたし、なにより当時iPhoneが出てきた。だから、自分のファーストApple製品はiPhoneの2代目、3Gが初めてなんですよ。それで、WindowsからiTunesに繋いで音楽とか入れてたんですけど、何かそれが自分の中で面白くなくって(笑)。

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―――じゃあ、そこで遂にPCもAppleに移行ってわけですね。
そうです! どうせならApple対Appleが良いなって。完全に感覚の問題なんですけど、そういうのがなんかHIP-HOP的でしたしね。それで最初に頑張って買ったのが、デスクトップタイプのMac Pro。いろいろやりたかったってのもあるけど、ノートパソコンで何処までデキるのか知らなくて、動画もやって音楽もやるならデスクトップかなって当時は思って。ほかにもIllustratorやPhotoshopを使ってグラフィックなんかもやりたかったですし。

―――今ではAppleだらけですけどね(笑)。ちなみに、グラフィックもiPadなんかで?
そうです。もともとはマウスを使ってパスを繋いでたんですけど、デザイナーさんとか色んな人と出会ってデザインを深く掘り下げていって、手描きの素晴らしさに気付かされました。そう言う意味ではiPadはペンで自由に描けるからピッタリなんですよね。それまでにも色々ペンツールとかはありましたが、要らない線とかが出ちゃって使いやすさが分からなかったんですけど、iPadはストレスが無く自然な感じなんです。あと、AirDropとかもあって機材から機材へのデータ変換がUSBメモリを使ったりネットワークを使って送んなきゃダメってのが無いのもイイです。本当に手間がなく1発で共有できるので。

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―――少し話を戻して動画なんかの製作はいつもどんな場所で?
色んな場所でやってますね。最近、Instagramで始めた#SFILMってシリーズがあるんですけど、それにはiPhoneで撮影、iPadで編集してすぐにアップするみたいなルールを設けているんです。もちろん、ロゴなんかはパソコンで先に用意しておくんですけど、iPadを編集の土台にしてやるって言うのは決めています。今ならカメラも優秀なので、スローとかハイスピードのモノも全部撮れるから、意外なことにスゴくおしゃれになったりもするんですよ。

―――結構頻繁にアップしてますよね、変な話大変じゃないですか?
最近はDOBERMAN INFINITYのライヴツアーの模様をアップしたりしてました。カメラマンさんに回して貰わないと撮れないモノもあると思うんですけど、自分たちじゃないと撮れないモノもあるなって思って。だから、ツアー先とかで撮ったものを東京に帰ってくる飛行機の中で編集してバンバンあげちゃってます。多分なんですけど自分で撮るから、その時にコレは使えるとか、コレは使えないなみたいなのも分かってきます。だから、1分くらいに収まるんだと思いますね。

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―――そんな短時間で……編集にはどんなソフトを?
MacならFinal Cut Pro Xだし、iPadだとCuteCutと言うアプリを使います。初心者なんかは入門用としてiMovieなんかも良いと思いますが、CuteCutの方が細かい編集できるのでさらに色々やりたいってなったらオススメです。トラックみたいに複数のセグメントを挿入でき、サウンドや写真も自由に入れられるので。

―――Final Cutなんかも使うんですね、じゃあ作り込んだ作品も!?
実はDOBERMAN INFINITYの5月10日(水)リリースの5thシングル『DO PARTY』のMVの撮影でメキシコに行ったんですけど、俺のカメラ技術を高める旅になるかも知れないと思ってずっとカメラ回してました(笑)。それで、ココで撮った素材を使って今までの1分動画じゃなく、YoutubeでDOBERMAN INFINITYのチャンネルを作って1本10分くらいの動画をを3作に分けて公開したいと思ってます。撮影中は常にバッテリーがヤバい感じでしたが、イイ画が撮れました。

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―――10分の動画とはかなりですね!
そうですね、相当回しました。あと、自分だけじゃなくスタッフさんなんかにも回して貰ったりして。なので、自分たちの目線のモノと、スタッフさんたちから見た自分たちDOBERMAN INFINITYがイイ感じにMIXされています。でも、その割に編集はスムーズにいって、メキシコから日本に帰ってる時にはだいたい終わってました。まぁ、飛行機の時間が14時間くらいあるので(笑)。その間、ずっとiPadとかを弄って大まかなところを終わらせ、帰国してからパソコンのFinal Cutでそこでしかできない細かい編集だったりもして。

―――それは楽しみ! ちなみにその大作の見所みたいのはありますか?
難しいんですけど、カメラ構えるんじゃなくてiPhoneを構えてるんで、みんな顔に力が入っていないめっちゃイイ表情を撮れたなってのはあります。カメラで撮ろうとすると、絶対にちょっとキメたりふざけちゃったりするんですけど、今回はみんなが持ってるiPhoneだからそこのラフさみたいなのは出たのかなぁって。あと、見所と言うか外カメとインカメの全然画質の違う感じとか、そう言う粗さとかも味だなって思います。「逆にコレiPhoneなの!?」みたいな綺麗さもめっちゃあったりして、そういうイイ意味で雑な感じもめっちゃ好きなのでぜひ観て貰いたいです。

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―――もうれっきとした動画クリエイターですね。ぜひ初心者に向けて撮る時のコツを!
手振れを抑えるスタビライザーみたいなのがあるとかなり違います。あと、それプラスでiPhoneのスロー機能を取り入れると「俺イケるかも!?」って絶対になると思います。あとはやっぱりひたすらイジってみる事じゃないですかね? なんか、動画製作ソフトとかいうと難しいけどみんなが使ってるアプリと変わらないし、難しいことは何1つないと思います。パソコンにソフトをインストールするなど煩わしさもないし、兎に角やってみるってのが良いと思うんですけどね。

―――とはいってもどんな風に加工すれば……何かインスピレーション源になるものは?
めっちゃあります! たとえば、自分は映画は毎日観るようにしていて、ビデオで気に入ったシーンなどは個人的にクリップしています。例えば、最近だと『ラ・ラ・ランド』のクライマックスシーンで登場人物が妄想に耽るシーンがあるんですけど、ソコはとにかくヤバくていつかミュージックビデオなんかでも再現してみたいです。あと、映画見ててこのアングルがカッコいいみたいなのとか色味とか……。DOBERMAN INFINITYメンバーは動画は作りませんが、そう言う作品の観方に近いモノがあって、あの作品のあそこがイイとか情報を交換し合っています。

―――メンバーとそういう話ができるのはイイですね。ほかに情報交換をする人は!?
ミュージックビデオ撮る時なんかで監督さんと話すのが楽しいですね。僕は役者もやらせて頂いてるので、映画など撮る時に現場に居られるのは貴重な体験です。例えば駐車場で撮る画なんかでも、ライト1個でスゴク雰囲気でたりするわけじゃないですか、そういう時に聞けないですけどセッティングの所とかが気になって、モニターを見ててもこんなに変わるんだみたいな。まぁ、さすがにライティングとかは手が出ないですけど(笑)。あと、先輩方の何気ないSNS投稿なんかでも、このアイデアはスゴいみたいのはメチャメチャあります。

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―――演技のお仕事もムービー製作の糧になってるんですね。
モノ作りと言う部分ではいろんな部分がしっかりとリンクしていると思います。むしろ、感覚的には音楽作ってるのも動画作ってるのも変わらないです。でも、デザインなんかでもそうですけど、あまり背景を描きすぎると何を伝えたいのか分かんなくなっちゃう部分はあると思います。だから、時には背景をカットしないと本当に写したいモノが出てこないというか。役者のお仕事の時なんかでもそこをすごく悩みます。ただ最近、NIGO®さんにお誘い頂いて歌舞伎を観たんですけど、歌舞伎ってそういう部分を割り切って描いている気がして。そこが新鮮に感じました。暗闇という設定で逆に電気が点いていたりとか、なるほどって感じで……だからと言ってコレと言う答えはまだ出ないんですけど。

―――今後、ムービー製作で目指すところは?
プロの人と一緒にやって1個作品を作ってみたいってのはありますね。あと、最終的な目標としてはチームを作りたいんですよ。デザインとか、動画の編集もそうだし、何がしたいってアイデアを持ってる人もそうだし、みんながやりたいことを持ち寄って一緒にできたらと思います。今はまだ、興味があってパッと始めただけですけど、チームを組むことで1人じゃ撮れない画とかアイデアもたくさん生まれると思うので。あと、速さ勝負だと思うんで今の時代は、すぐに新しいモノも生まれるし忘れられるのも速いですよね。でも、時間ってのは同じ速さだと思うんで、振り返った時に作品数が多くてこんだけやったんだって実感も生まれると思うから、早いスパンで何かを作っていこうと思うとやっぱチームなのかなって。

↓↓↓↓インタビューと合わせ#SFILMのロングヴァージョンもぜひぜひチェックを!!!

Sway(野替愁平) profile
DOBERMAN INFINITYやHONEST BOYZ®のメンバーとして活躍する注目のMC。彼の活躍は音楽の分野に留まらず、劇団EXILEのメンバーとして舞台などにも出演するほか、テレビドラマや映画でもその才能を如何なく発揮。また、自らのクリエイティビティをSNSなどを通して常に発信しており、彼のファッションや手掛けるムービー、グラフィックは幅広い層から支持を集めている。
https://twitter.com/sway_official
https://www.instagram.com/sway_ldh/
http://www.warpweb.jp/feature/feature.html