NETFLIXで振り返るHIPHOP

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01/10 00:02 UP DATE

Shiollieバランスよく生きたいです。24歳です。

 

あけましておめでとうございます。元旦に引いたおみくじはなんと大吉でした!シオリです。
年が明けたのはつい昨日のように感じますが、もう一週間以上も前なんですね。
今年はどんな一年になるのでしょうか!いい一年になるといいなあ。
ちなみに今年のGWは長い人で10連休になるみたいですよ〜!気になる方はググってみてください(笑)

 

先日、現在公開中の映画「STRAIGHT OUTTA COMPTON」を観てきました。
いやあ良かった!とても面白かった!何よりキャストがちゃんと本家の方々に似ていて、入り込みやすかったです。
Ice Cubeの実の息子であるO’Shea Jackson Jr.がソックリなのは言うまでもなく、
デスロウのレコーディングスタジオのシーンに登場するSnoopや2Pac、シュグまでぬかりのないキャスティング。
そして、実はまざふぁきんEasy-Eの声があんまり好みじゃなくて、今まであまり知ろうともしなかったけど、
そのキャラクターの愛らしいことったらありゃしない。
メンバーで唯一のギャングスタな彼だけど、バカなところも含めて好きになりました。
事前にF The…をたくさん聴いてから観ると、尚更盛り上がります(笑)

 

ではやっと本題。今日のブログは「NETFLIXで振り返るHIPHOP」です。
先日も言いましたが、わたしNETFLIXに加入してからというものの、もうNETFLIXにズブズブなんですよ。
フォレストガンプから園子温監督の作品まで、本当に幅広く観ているのですが、
最近は特にドキュメンタリー映画にズブズブで、そこから抜け出せないでいます。
もともと自分の知らない国や、アンダーグラウンドな世界について知ることが好きでだったので、
暇さえあればVICEにお世話になっていたのですが、なんだか最近コンテンツが面白くなくなってきたような…
でも面白いかどうか分からないドキュメンタリーのDVDを借りたり買ったりするのって気が進まないんですよね。
そこでNETFLIXってとてもかゆいところに手が届く。もう今となってはクソお世話になってます。
HIPHOPヴァイブスがかなり高まっているいま、NETFLIXにあるHIPHOPに関する作品を紹介していきます。

 

 

nastimeisillmatic

 

1.「Time Is Illmatic (2014)

 

去年公開された、ニューヨークはクイーンズ出身のNASのドキュメンタリー。
“Illmatic”といえば彼のデビューアルバムにして名盤のタイトルにもなっているけど、
illとdramatic組み合わせたNASの作った造語で、日本語では“まーじーで…ヤバい”の意味。
このアルバム、今までのHIPHOPやラップに対する考えをまるっきり変えてしまった一枚と言われてますよね。
何がヤバいかはご想像にお任せするとして、こちらはそのアルバムが作られるまでを振り返った作品です。
彼の書いたリリックは、今でも全世界の人に衝撃を与えるようなメッセージ性の強いものが多い。
そういう意味でカッコイイラッパーだとは思うけど、全体を通してなんだかNASが美化されすぎじゃない?
とってもクリーンで、天才的なアートをする一人のクリエイターとして登場していたことに違和感(笑)
対して彼の弟が良い意味で正反対のアンちゃんタイプで、飾らずにリアルな感じで好感が持てました。
でも間違いなく言えるのは、HIPHOP史に存在するいくつかのターニングポイントみたいなものの中でも、
NASはその一つであり続けることは間違いないし、なんて言ったって彼はまだ現役だから、この先も楽しみです。
“ライムの通りに人生が進んだんだ”って言っていて、そんなことがあるならわたしもラップしたい(笑)

 

 

brl-poster

 

2.「Beats, Rhymes & Life (2011)

 

二つ目は、解散後も日本で大人気のA Tribe Called Quest(*以下ATCQ)のドキュメンタリー。
結成から解散し、今に至るまでの長い歴史が、汚い部分も包み隠さず描かれています。
一口にHIPHOPといっても色々ですが、個人的には彼らやDe La Soulに代表されるNative Tonguesのような
るく自由な、いわゆるパーティーミュージックの部類のHIPHOPが大好物なんですよね。
“型にハマらず、人と違っていいんだよ”というメッセージは共感しやすく、ファンが多いのもわかります。
ATCQもまた、それまでのHIPHOPの領域をグッと広くした重要な存在だということは言うまでもありません。
そしてこの作品のなにがいいって、もうそれはCan I Kick Itで始まるオープニングの映像でわかるハズ。
ファンだからと贔屓しているつもりはありませんが、始めから終わりまで、とにかく音と映像がかっこ良い…
彼ら自身クリエイティブだし、そういう意味でも、HIPHOPに馴染みのない人も楽しめる作品だと思います。
彼らが生きているうちに、最後の一枚をリリースしてほしいと心から願います。

 

 

Biggie-and-Tupac

 

3.「Biggie and Tupac (2002)

 

そして最後は、言わずと知れたレジェンド・Biggieと2Pacについてのドキュメンタリー。
二人の生い立ちから東西抗争、そして二人が亡なった真相について追っています。
2Pacが射殺され、LAPDの警官同士がトランシーバーでやり取りする音からのスタート。
これ、まるで当時そこに居合わせたかのような緊張感がこちらにまで伝わってくるんですよ!
二人に関する作品は他にもあるけど、こちらは監督であるNick Broomfieldのグイグイ具合が面白い。
両親や友人、警官など当時彼らの周りにいた人たちに迫ってインタビューしているんですが、
BIGGIEのお母さんがとっても良かったなあ。最後は刑務所でシュグにもインタビューしてるそのガッツ…
もちろん彼の言ってることは意味不明だったけど、そんなことは後半になれば正直どうでもよくて、
このすげーイギリスっぽいおじさん(監督)が奮闘する姿にイイネ!の作品です。
原理主義とかどーでもいいけど、彼らのラップをなんとなく聴いている人は一度ちゃんと観てほしいなあ。
そしてエンドロールで流れた…は本当にジーンときてしまって、涙腺緩みました。

 

先ほども述べた通り、わたし自身はATCQのように、楽しく平和なHIPHOPを好む人間です。
HIPHOPを語る上で、ギャングスタや抗争っていうものが根底にあるのは理解しているつもりだけど、
ピストルの名前や人種差別、生まれ育った環境に対するメッセージが多いHIPHOPというのは、
日本で何不自由なく育って平和ボケしているわたしには、音とライムのかっこよさでしか分からなかったんです。
でもそういうことを深く考えるのを一度やめて、改めて彼らのラップを聴いてみると、
ピストル社会の中でも、ギャングスタに囲まれて生きてる彼らだからこそ感じることがそこにはあるんですよね。
そんな環境だからこそ、“生きる”ことに対する想いや、仲間意識は必然的に強くなる。
宗教の違いもあるけれど、“死”についての理解も深く、考えさせられるものがあることに気付きました。
紹介した作品に出てくるアーティストはすべてタイプが違いますが、改めてHIPHOPって面白いなあ。

 

HIPHOP好きも、そうじゃない人も、ぜひこの機会にチェックワンツーしてみてはいかがでしょうか。
チェックワンツーといえば、ファイフの“Microphone check 1 2 what is this?”、これいいよな。
なんだかさすがにNETFLIXの回し者臭プンプンなので、今日はこれくらいで終わりにします。

 本年も、このくだらない趣味ブログに付き合ってください。宜しくお願いします♥︎

 

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