Japanese HipHopの今注目すべきプロデューサー特集

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09/16 01:52 UP DATE

HIROKI TATSUMI新しいだけではないリスナーの為の本当に良い曲やアーティスト紹介しているJapanese HipHop情報サイトDoubleFlyer(http://doubleflyer.net/)を運営 広告代理店クリエイティブディレクター

 

「良い作品には良いプロデューサーあり」

それは紛れもない事実である、ラッパーの技能だけではなくプロデューザーの陰の支えがあってこその
作品である。

ラッパーに注目が集まるあまり、注目されてこなかった注目すべきプロデューサーを今回は特集しようと思う。
プロデューサーには独特のHipHopに関しての考え方や、感覚などが存在しそれぞれの特徴を持っている。

現在のJapanese HipHopシーンにおいて、時代の流れを今後作っていくだろうと考えるプロデューサーにフォーカスした。
多くのプロデューサーが存在し、素晴らしい音楽を作っている中。

プロデューサー同士でも作品が注目され、ラッパーからも信頼をあつめ
現代の閉鎖的な音楽シーンを打破し、日本から新しい音を届けてくれることを切に願っている

 

ーJapanese HipHopの中で飛び抜けた存在感を示すプロデューサー

BACHLOGIC

2011年 Amebreak AWARD 2011 Amebreak BEST PRODUCERs」の第一位、2012年 bmr award 2012 producer of the yearに選ばれるなど
圧倒的な存在感を示す、Japanese HipHop界きってのサウンドプロデューサーである。

<代表作>

DOBERMAN INC 「D.I EXPERIENCE」/「MEGA CITY FIVE」
SIMON「ZOOROCK」
THE FLEX UNITE「Moment Of Truth」
MIKRIS「Umbrella」
NORIKIYO「秘密」
4WD「WORLD’S END」
AKLO「Redpill」/「New Days Move」
SALU「Taking a nap」/「Rebirth」
Y’s「Run way」

など挙げればきりのない量の良い曲が存在する。
どの曲も2回聴けばよさがわかり癖になるレベルの曲が多い。
2014年もあと少しだが、2015年でも活躍の期待できるプロデューサーの一人である
SALUやAKLOの所属するONE YEAR WAR MUSICのレーベルを立ち上げ、勢いにのっている

 

ーBachLogicにひけを取らない現代サウンドを作り出すプロデューサー

JIGG

SIMON「TWICE BORN」をBachLogicとともに手がけおおいにその名を知らしめた。

<代表作>

USU aka SQUEZ「DRAGON」
Never Broke 「Real Club feat.A-Thug, DABO, Young Hastle」
SIMON 「Dressing Room」
DOBERMAN INC「ONE」
環ROY「あっちとこっち」

など・
新しい現代的な音楽が特徴である。
SIMONのDressing Roomではいつい口ずさみたくなるキャッチーなサビと音楽で、
衝撃を与えた。
BachLogicとともに今後の活躍が気になるプロデューサーの一人である。

 

ーサウンドのみでなく、VJなどマルチな活躍を魅せるアーティスト

Seiho

SonarSound Tokyo 2012にも出演、MTV2013年注目の若手プロデューサー7人に選ばれるなど
今後の活躍が多いに期待される。

最先端電子音楽を発信しており、HipHopというジャンルにとらわれていない
天才的な楽曲センスを持ち合わせている

Japanese HipHopだけの楽曲を作っているわけではないが、ラッパーとコラボレーションすることで
今後のJapanese HipHopの新しいサウンドが出てくることに期待している。

<代表作>

「I Feel Rave」/「Clipping Music」/「Double Bed」
KLOOZ「Find You」/「Fly Knit」

など
世界的には歴史が深いHipHopだが、日本ではまだまだ歴史が浅い
ただ浅いながらもこれはHipHopではない、歴史を知れなどまだ古い考え方が多くあることも多い
そのような古い考え方を打ち破ってほしいなおかつKLOOZのようなラッパーとコラボしてほしいというプロデューサーの一人である

ーアングラJapanese HipHopはこのプロデューサーなしでは語れない。天才的プロデューサー

PUNPEE

PSGの一員としても活動し、S.L.A.C.Kを実の弟にもつプロデューサー兼シンガーでありDJでもある。

2006年ULTIMATE MC BATTLE 2006 東京大会で優勝しまた
2010年のAMEBABREAK AWARD 2010 BEST PRODUCERSにて第一位に選出されるほどの実力者
新しい電子音という音楽というよりは、古くからのブラックミュージックをうまくJapanese に融合し
癖がある作品が多い。

これは上手いと唸らせるレベルの作品を提供する
ブラックミュージックを凄く熟知していることが伺える。

<代表作>

SEEDA「Let’s P」
PSG「David」
RAU DEF「DREAM SKY」
ポチョムキン「T.I.P.」
「eclipse’s」
ERA「Sarah」
NORIKIYO「待ちぼうけ」

など
PUNPEEも数えきれないほどの良い作品を提供している。
プロデューサー同士の中でも天才と呼ばれるレベルのPUNPEEの今後に注目である。

ー日本だけでなく世界でも活躍するプロデューサー

JOE IRON

Joe Iron (ジョーアイロン)はカリフォルニアの西ロサンゼルスにある、
ドッグタウンと呼ばれる地域で生まれ育った日系4世。プロのDJとして14年間活躍し、
今ではYamato Beats ミュージックプロダクションの代表的プロデューサー
USの最先端サウンドにも全くひけをとらない今最も注目を受けているプロデューサーである

<代表作>

SHINGO★西成 feat. HIDADDY & GAZILL「OSAKA HEADZ」
EGO 「A Kid from Tokyo」/「REAL FELLAZ」
MICHO「Japanese Gyaru」
STICKY & DRAIG「I Stay…」

Japanese HipHopのトップラッパーのSEEDAも絶賛するJoe Iron
USサウンドとJapanese サウンドの良いところを上手く融合し、今後のJapanese HipHopの
発展に繋がっていってくれることを期待するプロデューサーである

 

ーもはや紹介するまでもないレペゼンウエッサイといえばこのプロデューサー

DJ PMX

もはや説明するまでもなく有名なJapanese HipHopのウエッサイ プロデューサー
DS455のDj兼プロデューサー、アメリカの西海岸のヒップホップに影響をうけJapanese WEST COAST のHipHopの基盤を作った
DS455の作品だけではなく、AK-69、BIG RONやHI-D,OZIROSAURUS、ZANG HAOZIなどの楽曲を手がける

本当に長い間Japanese WEST COAST HipHopを支えてきた重鎮である。
どの楽曲もハズレが少なく、サウンドとしてのクオリティが高い

サウンドを聴いただけで、DJ PMXではないかと思わせるくらいの独特の特徴を持ち合わせている。
最近では、東京S.T.Mの一員であるKOZのトータルプロデュースも手がけた。

<代表作>

ECD「ECD」
RHYMESTER「俺に言わせりゃ」
BUDDHA BRAND「人間発電所」
キミドリ「つるみの塔」
OZROSAURUS「Rollin’ 045」
LITTLE「12月」

今後もJapanese WEST COAST HIPHOPは広がっていってほしいと思うし、
Japanese WEST COAST HIPHOPで新しいアーティストを発掘していって欲しいと思う。

 

ーGEEKやL-VOKALなどをプロデュースするヒットメイカー

DOC-DEE

GEEKやL-VOKAL、EGOなどをプロデュースしている。
L-VOKALのLIVIN’では、最先端のサウンドの作品を作りあげた。
癖のあるラッパーとの相性がよく、ヒット作品を多く作りあげる。

<代表作>

L-VOKAL/AKLO「SWAG」
EGO 「FAshionably LAte」
GEEK 「無賃乗車」

今後の活躍にも多いに期待できるプロデューサーの一人である。

ーHipHop業界だけにとどまらずファッションやWEB/広告業界をも魅了するプロデューサー

TOFUBEATS

中学時代より、インターネット上に楽曲をリリースするという、昔では考えられないような
現代的なプロデューサーである。WIREへの史上最年少での出演を果たした
「水星」という曲で一躍有名になったまさに水星のごとく現れたプロデューサーである

現在はHipHopだけにとどまらず、佐々木希やYUKIなど多くのアーティストに楽曲を提供している。

<代表作>

tofubeats「水星」
曽我部恵一「ロックンロール」
小泉今日子「艷姿ナミダ娘 」
G.RINA 「No.1」

など
今までのクラブでDJとして活動し、デモテープに楽曲を入れて配布するというようなスタイルとは全く違う
インターネット発信から始まった。

 

これは大きな変化であり、他のプロデューサーやラッパーの新しいスタイルのように考えられる。
インターネットが普及した今、作成した曲をどんどんネット上に公開し日本もしくは世界で評価されてくるようなプロデューサーも今後は多く
なっていくと思われる。

今回tofubeatsを最後にし、そういう締めくくりにしたいと思ったのもその為である。
音楽とネットはもはや切り離せないものとなっており世界と日本の境界線もなくなってきている

言語と違い、楽曲は世界共通で伝わるものであるのでプロデューサーにとっては
願ってもないチャンスでありピンチでもある。

また、作成した楽曲を世界に直に自分の部屋から配信できるということで
アマチュアとプロの境界線も無くなっている

今後はそうした、小さな部屋から世界を驚かせるプロデューサーが現れるのではないかと
思っている次第である。

 

http://www.warpweb.jp/feature/feature.html